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渉「おはよ」
そう言って久瀬渉は笑顔を見せた。
加奈子「お、おはよ!
いきなりでビックリした。
もしかしてさっきの話し聞いてた?」
渉「俺が雲の上の存在で加奈子ちゃんのこと見向きもしないって所らへんくらいかな」
加奈子「そ、そう」
渉「その安心してる顔を見ると、他にも何か言ってそうだな~」
加奈子「何も無い!何も無い!
相変わらず久瀬くんってカッコイイな~って言ってたの!」
渉「そうなの?
嬉しいな~♪」
そう言ってしばらく二人は話している。
時折女子達がチラチラと加奈子を見ていたのに気がついた。
………どうやら敵を作ってしまったみたいね、加奈子。
加奈子「空にも久瀬くんの事話してたのよ。ね、空」
突然加奈子は私に話しを振ってきた。
何で私に話しを振るのよ…。
そう思って私は軽く加奈子を睨んだ。
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