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机に入っている教科書やノートを鞄に詰めて帰る準備をした。
加奈子「今日もバイト?」
鞄を持った加奈子が話しかけてきた。
空「うん」
加奈子「毎日頑張るわよね~」
空「家に帰ってもやることないし。
それに店の方も毎日来てくれて嬉しいって言ってくれてるし」
加奈子「ふ~ん」
「あ、加奈子~!
今日合コンするんだけど来る?」
同じクラスの女の子達が加奈子に話しかけてきた。
加奈子「んー。相手によるかなー」
「相手はねー」
そう言ってしばらく加奈子は女の子達と話していた。
そんな会話には入ろうともせず、私は教室を出ていった。
加奈子「あ!ちょっと空!
ゴメン、今日合コンいいや。またね!」
「あ!加奈子~」
「前から思ってたけどさ。
加奈子って何で篠宮さんと一緒にいるんだろ?」
「さぁ?
中学同じって事くらいしか知らないから」
「変わってるわよねー、加奈子も。
篠宮さんと一緒にいて楽しいのかな?」
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