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南「そんで俺はこう言ったわけよ!
『君の気持ちは嬉しいけど、俺には将来を誓った奴がいる。だからごめん』ってな♪」
空「………」
今日の晩御飯なににしようかなぁ…。
南「……オイッ!」
空「え?…あぁ、すいません。
ちょっと考え事してました」
体を南さんの方に向いて言った。
空「で、何ですか?」
南「もういい!
最後笑顔で締めた俺がバカみてぇ」
そう言って南さんは頬をふくらませ、すねた。
空「……あ、そうだ。香織さん呼んでましたよ。
そろそろ忙しくなるから手伝ってくれって」
南「んー?あーわかった。
んじゃ、真面目に働きに行こっかね~」
よいしょっと腰をあげた南さんはロッカー室から出ていった。
空「…ハァ。やっと行った」
あんなすねた顔でずっといられたんじゃ空気が重くてたまらない。
それに着替えも出来なかったし。
空「早く着替えないと」
私は店の制服に着替え、髪を後ろにまとめた後。眼鏡をかけた。
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