2.バイト。

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南「そんで俺はこう言ったわけよ! 『君の気持ちは嬉しいけど、俺には将来を誓った奴がいる。だからごめん』ってな♪」 空「………」 今日の晩御飯なににしようかなぁ…。 南「……オイッ!」 空「え?…あぁ、すいません。 ちょっと考え事してました」 体を南さんの方に向いて言った。 空「で、何ですか?」 南「もういい! 最後笑顔で締めた俺がバカみてぇ」 そう言って南さんは頬をふくらませ、すねた。 空「……あ、そうだ。香織さん呼んでましたよ。 そろそろ忙しくなるから手伝ってくれって」 南「んー?あーわかった。 んじゃ、真面目に働きに行こっかね~」 よいしょっと腰をあげた南さんはロッカー室から出ていった。 空「…ハァ。やっと行った」 あんなすねた顔でずっといられたんじゃ空気が重くてたまらない。 それに着替えも出来なかったし。 空「早く着替えないと」 私は店の制服に着替え、髪を後ろにまとめた後。眼鏡をかけた。
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