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「さあて!
君たち三人が揃った!こっからが稼ぎ時だ!しっかり働いてくれよ!」
そう言って藤堂さんは両手をパンッ!と叩いた。
香織「はい!」
空「はい」
南「はーい」
私達三人が返事をした後、各自の持ち場についた。
そして五分後。
お客さんが次々とやってきた。
この店は藤堂さんの趣味で営業してるらしい。
営業時間は本職の仕事が終わる時間に店が開く。
最初は来るお客も決まっていて、人数も少ないからとても楽だった。
だけど私と香織さんと南さんが一緒に働くようになってから女性や男性客が一気に増えた。
そんなに忙しく無いって理由でバイトをしたのにこれじゃ話が違うと理由で私はバイトを辞めると藤堂さんに言った。
そしたら藤堂さんは『それは困る!君と香織ちゃんと南が揃わないと駄目なんだ!!』
と意味の分からない理由で引き留められた。
でも時給を少し上げてくれると言われたので私はバイトを続けている。
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