2.バイト。

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最後の食器を拭き終わり、棚へと戻す。 これで今日の仕事は終了。 ふぅっと一息をつき、キッチンから出た。 藤堂「いやぁ~今日も稼いだ稼いだ! 君らが働いてからうちの店は右肩上がりだよ! 本職こっちにしよっかな~♪」 ハッハッハ!と大きな声で笑いながら藤堂さんは言った。 南「だったらお礼で給料上げてくれてもいいじゃないすか」 藤堂「てめえは女のコと話してるだけで大して仕事してねぇだろ! チャラい奴に給料上げる資格無し!」 ビシッと南さんに指指しながら藤堂さんは言った。 南「ヒドッ!! 空には給料上げたくせに!」 南さんも私に指を指して言った。 正直人を指指さないでほしい。 藤堂「空ちゃんはいいんだよ!俺の調理の補助してくれるし、カウンターのお客さんに気配り出来てるし」 南「うっわー差別だ差別!エロ店長!」 藤堂「だぁれがエロ店長だ!!」 そう言って藤堂さんは南の首を脇で締めた。 南「グェ!入ってる!入ってる!」 南さんは藤堂さんの腕をパンパンと叩いている。
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