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最後の食器を拭き終わり、棚へと戻す。
これで今日の仕事は終了。
ふぅっと一息をつき、キッチンから出た。
藤堂「いやぁ~今日も稼いだ稼いだ!
君らが働いてからうちの店は右肩上がりだよ!
本職こっちにしよっかな~♪」
ハッハッハ!と大きな声で笑いながら藤堂さんは言った。
南「だったらお礼で給料上げてくれてもいいじゃないすか」
藤堂「てめえは女のコと話してるだけで大して仕事してねぇだろ!
チャラい奴に給料上げる資格無し!」
ビシッと南さんに指指しながら藤堂さんは言った。
南「ヒドッ!!
空には給料上げたくせに!」
南さんも私に指を指して言った。
正直人を指指さないでほしい。
藤堂「空ちゃんはいいんだよ!俺の調理の補助してくれるし、カウンターのお客さんに気配り出来てるし」
南「うっわー差別だ差別!エロ店長!」
藤堂「だぁれがエロ店長だ!!」
そう言って藤堂さんは南の首を脇で締めた。
南「グェ!入ってる!入ってる!」
南さんは藤堂さんの腕をパンパンと叩いている。
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