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加奈子「ねぇねぇ~。一回だけでいいから2人で街歩こうよ~。
絶対イイ男寄ってくるから~」
加奈子は猫なで声で言ってきた。
空「だからヤだって言ってるじゃない。そんなヒマないのよ。
それに私が一緒だと相手に何言うかわかんないし」
本を読みながら私は言った。
加奈子「ハァ~…。やっぱり無理か~、空連れて逆ナンわ」
加奈子はがっくりと私の机にあごを乗せた。
加奈子「ちょっとは外にも関心持ちなさいよ。
そんなだから“氷の華”なんて名前がつくのよ?」
空「………」
私はいつも無表情に無感情。
それに愛想が悪い。
男が嫌いな訳では無い。
ただ興味がないだけ。
男意外にも色々ある。
人気のテレビドラマや
ファッション。
世の中の事には何にも興味がない。
そんな事が理由で私はかげで“氷の華”と呼ばれる。
氷はわかるけどなんで華なのかはわからない。
誰がつけたかわからないけど、ネーミングセンス0よね。
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