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「まず、ルゼ様が答えた様にこの世界、<グラフィズ>には<四大貴族>というものが存在しております」 そこまで言うとここまでは分かりますよね?と付け足す様に言うヒィズ。 「うん!」 「僕達も四大貴族の家なんだよね??」 頷くルゼに、続いて言ったフィア。 その言葉を聞きヒィズが薄く微笑み頷いた。 「はい、そうですよ。 四大貴族は、名前通り大きな力を持った四つの貴族です。 主に攻撃を得意とする、ジゼル家とスティフィル家。 回復や身体強化等の補助を得意とする、ヒーベル家とルトナビ家があります。 そして、ルゼ様とフィア様は攻撃を得意とする、スティフィル家の方なのですよ」 ヒィズの言葉を聞くと、二人は直ぐ様用紙に記入する。 「「オヤツー!」」 ほぼ同時に記入を終えると声を揃えて言った。 「分かりました、今日のオヤツはケーキですよ」 声を揃えて言った二人にヒィズは軽く笑うとショートケーキを奥から持ってきて高価そうな食器の上に乗せた。 「どうぞお召し上がり下さい」 「「いただきまぁす!!!!」」
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