1901人が本棚に入れています
本棚に追加
「まず、ルゼ様が答えた様にこの世界、<グラフィズ>には<四大貴族>というものが存在しております」
そこまで言うとここまでは分かりますよね?と付け足す様に言うヒィズ。
「うん!」
「僕達も四大貴族の家なんだよね??」
頷くルゼに、続いて言ったフィア。
その言葉を聞きヒィズが薄く微笑み頷いた。
「はい、そうですよ。
四大貴族は、名前通り大きな力を持った四つの貴族です。
主に攻撃を得意とする、ジゼル家とスティフィル家。
回復や身体強化等の補助を得意とする、ヒーベル家とルトナビ家があります。
そして、ルゼ様とフィア様は攻撃を得意とする、スティフィル家の方なのですよ」
ヒィズの言葉を聞くと、二人は直ぐ様用紙に記入する。
「「オヤツー!」」
ほぼ同時に記入を終えると声を揃えて言った。
「分かりました、今日のオヤツはケーキですよ」
声を揃えて言った二人にヒィズは軽く笑うとショートケーキを奥から持ってきて高価そうな食器の上に乗せた。
「どうぞお召し上がり下さい」
「「いただきまぁす!!!!」」
最初のコメントを投稿しよう!