悪夢の始まり

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「みんないますね」 相変わらず先生は下を向いている。申しわけないという気持ちの表れだろうか。 「先生!!今まで僕達の事を実の子供のように接してくれてありがとうございました!!今まで本当にありがとうございました!!」 「ありがとうございました!!」 みんながいっせいにいう。 先生は涙が止まらなかった。なんとかしてあげたい。しかしなんにもできない そんな自分が嫌になった。 先生は泣きながら会場におくられていく生徒たちを見ていた。
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