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会場にはバスではこばれた。
「なんか眠くねぇか?」
「あ~眠ぃわ」
意識が薄れていく―――
「まさか睡眠ガ……」
言い終わらないうちに意識が途切れた。
バッ!!
「ここは…何処?…教室??」
「教室って事は…ここって何処かの学校??」
窓をあけて辺りを見回す。
「は?………水?」
突然黒板代わりに設置されたモニターに大泉が映る。
「ここは海の浅い場所を塀で囲み、学校を建てた会場です。塀で囲まれた水には高圧の電流がながれており、少しでもさわると即死。逃げようなどと考えないことです。もし絶縁体をつかって塀までたどり着いたとしても周りは海。確実に死にます。」
「戦うしかねぇってことか…。」
「そのとうり。わかってくれたところで手首を見てください。前に言い忘れていましたが 体温だけでなく外からの熱でも爆発してしまうので注意してください。尚、爆発する寸前に数秒で死んでしまう薬を投与するので長い間痛みにもがき苦しむことはありません。」
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