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「黄尚書…お茶です…」
顔をあげると少し困った顔の黄尚書の仮面…
紅秀は笑っては失礼だと自分に言い聞かせ、黄尚書が飲み干した茶碗を下げた…
「秀くん…」
景侍郎に呼ばれてそっちの机に向かった…
小声で
「今日の黄尚書、とっても機嫌がいぃでしょ」
と紅秀に言った…
黄尚書を見て景侍郎を見直した。
「そ…ぅですかね」
「フフフ♪きっと新作の仮面がお気に入りだからですよ」
と景侍郎が言った。
仮面の下にはニヤニヤした顔…
と想像して紅秀は固まってしまった…
☆終わり☆
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