かめん

6/6
前へ
/8ページ
次へ
「黄尚書…お茶です…」 顔をあげると少し困った顔の黄尚書の仮面… 紅秀は笑っては失礼だと自分に言い聞かせ、黄尚書が飲み干した茶碗を下げた… 「秀くん…」 景侍郎に呼ばれてそっちの机に向かった… 小声で 「今日の黄尚書、とっても機嫌がいぃでしょ」 と紅秀に言った… 黄尚書を見て景侍郎を見直した。 「そ…ぅですかね」 「フフフ♪きっと新作の仮面がお気に入りだからですよ」 と景侍郎が言った。 仮面の下にはニヤニヤした顔… と想像して紅秀は固まってしまった… ☆終わり☆
/8ページ

最初のコメントを投稿しよう!

19人が本棚に入れています
本棚に追加