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「キャーーー!!!!」
……いやいや悲鳴かよ。そんな驚かなくてもいいじゃねえか……。
「怖い怖い怖いー！ ゾンビか、あんた!!」
……ぞ、ゾンビッ!?
「……、何なんだよ、お前？ なんかおかしいか？」
「あ、あああ頭ぁ！」
頭がおかしいってか、ってうるさいわッ!!
「ったく、なんだよ」
頭がどうしたってんだよ。
自分の頭を触ってみる。
……すると――
――ドロ……。
俺の頭からは大量に血が……。
……血みどろで起き上がったら……、
そりゃ怖いわな……。
納得……。
「……しくじったな」
ヴェイが口を開く。
「ホントよ！ 夢に出るわアレ！！！」
お前らが原因だろうに。
……とりあえず。
「おいてめえら、再開だ、ゴラァ！」
そう言って俺は身構える。
つられるようにイデアも身構えた。
「も、もう血ぃ出さないでよ……」
……じゃ、さっさと帰ってくれ。
ヴェイも身構え、言う。
「もしくは死んでくれ」
……もっとムリだっつーの。
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