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バクバク、もっさもっさ、ゴクゴク、プハぁー……、
相変わらずの食べっぷり、遠慮ってものを知らないな。
……さて、せっかく向かい合っていることだし、昨日のヤツらについて聞くか……。
「なあ、アリア。」
バクバクバクバクバクバクバクバクバクバクバクバクバクバクバクバクバクバクバクバクバクバク。
……聞いてねえ。
「おい・・・。」
バクバクバクバクバクバクバクバクバクバクバクバクバクバクバクバクバクバクバクバクバクバクバクバクバクバクバクバクバクバクバクバクバクバクバクバクバクバクバクバクバクバクバクバクバクバクバクバクバクバクバクバクバクバクバクバクバクバクバクバクバクバクバクバクバク。
「バクバクうるせえぇぇえ!」
「は、はいィ!」
なんてデジャヴュだよ……。
(ムスッ!)
しかも、頬を膨らませたアリアが「全く、うるさい人ですねぇ、あなたは!」……みたいな目で睨んでるし。
……あ、もちろんスルーしたけど何か?
さぁて、気ぃ取り直して……、
「なあ、アリア」
「なんです?」
「お前は――」
どかーん
「そうそう、お前は土管……って違うわっ!」
「何ノリツッコミしてるんですか」
お前に言われるとムカつく。
つか「どかーん」て……、華奢な擬音だな、おい。
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