危険な二人

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あれから、よく寝られずウトウトしていたので、朝がつらかった。 朝イチで、柴田くんにはメールの返信をした。 せめてものお詫びのつもりで・・。 月曜で会社も忙しくて、植木くんのことも忘れていた。 お昼休みになって、仲良しの仲間と食事している時だった 机の上に置いた携帯が振動した。   「あら、祐子、電話だよ?」 仲間の一人が、席を立っていた私に教えてくれた 「あら、ホントだ。誰だ ろ?」 「彼氏じゃないの~」 「そうだそうだ~きゃはは」 皆がはやし立てる。 「違うよ~」と言いながら画面を見ると・・ (植木くん!)
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