破壊 前編

2/14
201人が本棚に入れています
本棚に追加
/48ページ
時間が少したち月曜日になった  朝、枕元で携帯がなりびっくりして起きてしまった… 璃雨からのメールだった…………嬉しいんだが早すぎやしないかい?……  だって5時半だよ!この夜更かし太郎君こと夕君だよ……  ごめんメールの内容まだだったね…  《朝、私の家の前で待ってて》 うん、可愛い  何?前までは、過去引っ張りだったくせに調子良いよな……  あんまり言わないでくれ、涙が溢れそうだ…… まぁさて置きメールも返したし二度寝二度寝♪ おやすみなさい  はい知ってますそう簡単に寝れないって事…  で、何々?ベランダ出て来いとの事です  《わかった》っと返しベランダに出た  次は電話かよ  「もしもし」 『もしもし』 「何?」  凄くおねむなんですが… 『夕の声が聞きたくて…あ、別に夕の声聞きたいんじゃなくて…』 弄るか  「ふーん、それだけ?」 『何よ!彼氏の声聞いちゃダメなの……』 可愛い事言ってくれるじゃないの 「ふーん、で?」 あくまで冷たくする俺  『もう、いいわよ!』 「………………」 『………………』 「切らないのか?」 『……………夕、嫌いになちゃった?』 「………」 『私ウザイよね、こんな朝から……ごめんね』 やりすぎたか… 「璃雨」 『…ん?』 「ごめんなちょっと弄りたくなったんだ璃雨があまりにも可愛い事言うもんだから」 『なっ!』 「だからごめん」 『じゃ…三回回ってワンって言った後に…好きだって言ったら許してあげる』 「わかった」 一回転、二回転、三回転 「ワン……………愛してるよ璃雨」 クサイな 『なっ!好きって言ったのに……』
/48ページ

最初のコメントを投稿しよう!