プロローグ

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††† 「加勢する」 「は?」 栗毛の奴は本日二度目ともなる間の抜けた声を発した。 「ちょっ!貴女は女性でしょう?加勢って何をっ」 「イチャついてんじゃねーよッ!!」 ……!!! 栗毛の奴がなんか言っていたがさっきの赤毛が後ろから襲ってきたので中断させてもらった。 ヒュッ…… 「ぶっ……!!」 回し蹴りが顔面にきれいに決まると赤毛は再び地面にのびた。 「っと…。何か言ったか?」 さっきの言葉の続きを尋ねるとフッと笑って「いや…」と呟いた。 変な奴だ。 .
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