プロローグ

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††† 「さて…と。では2人でやってしまいましょうか?」 「おうっ!」 「ふぅ…、やっと片付いたな」 「そうですね」 「あ…ありがとうございますッ!」 栗毛と一段落していると声が聞こえ、顔を向けるとさっきの中学生が立っていた。 あぁ…; そういえばこの子を助けてたんだっけ;; 喧嘩に夢中になっていた自分を自己嫌悪し少年に近付いて頭を撫でる。 「もう、ああいう奴等に絡まれるなよ?」 にっこりと微笑んでみせるとパァッと顔を明るくさせて「はいっ!」と頷いた。 .
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