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『龍鳳』となった『大鯨』は昭和八年四月に起工され、当事の新技術である電気溶接を全面的に取り入れたが、技術が確立していないために完成した艦体に反りが発生し、一部を切断して修正したという。
また、主機にはディーゼルを採用したが、完成後に不調に悩まされている。
空母への改造開始がそのために他艦よりも遅れている。
横須賀海軍工廠での工事中の昭和十七年四月、ドゥーリットルの東京初空襲で被弾し、空母としての完成は同年十一月三十日となった。
画像は、昭和十六年十二月二十日空母への改装工事終了した『祥鳳』但しこの時点での名称はまだ『剣埼』だった。
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