戦時改装空母

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完成後は第三艦隊に編入されたがアメリカ海軍が空母戦力の再編に力を入れた為、『龍鳳』に空母同士の戦闘は発生せず、初の空母対空母の戦闘は十九年六月のマリアナ沖海戦であった。 この海戦で小破して、内地帰投後は出撃の機会なく終戦時に残存している。 『剣埼』と『高崎』は昭和九年十一月と十年六月に起工されたが、建造中に無条約時代になったため、エレベーターの装備など、より空母に近い潜水母艦の状態で完成した。 『剣埼』は十六年一月から改装工事が始まり、十七年一月には名称も含めて『祥鳳』となった。 『祥鳳』が緒戦の珊瑚海海戦で、日本空母沈没第一号となった後も、『瑞鳳』はミッドウェー作戦・南太平洋海戦・マリアナ沖海戦・レイテ沖海戦などと長い期間活動した。 画像は、潜水母艦『剣埼』僅かに、九ヶ月間だった潜水母艦としての姿です。image=312770641.jpg
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