愛のカタチ

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しばらくの間アタシの涙は止まらなくて。 るいはアタシの背中をゆっくりなでながら、アタシが泣き止むのを黙って待っていてくれた。 「るいを・・信じてるよ。」 「うん。」 「泣いてごめんなさい。るいの誕生日台無しになっちゃう。」 「じゃあ、欲しいものあるんだけど。くれる?」 そう言って、るいはアタシの左手を握りしめた。 「高いものじゃなければ。なぁに?」 「亜朱。」 「ん?」 「だから、亜朱ちょうだい。」 「へっ?アタシ!?」 「そう。」
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