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それからはあっという間に物事決まってったよなぁ。
ピピピピッピピピピッ
「んー!」
「るい~。朝だよぉ。」
結局、アタシ達は一緒に暮らしている。
本当はもう1つ部屋は借りてるんだけど、それは高校への届け出用みたいなものだ。
アタシがもう、るいなしでは生きられなくなってる。
「はぁ。ダメ女になってる。」
「誰が?」
「るい!起きてるなら早く起きてよ!」
「亜朱はダメじゃないよ?」
「るいがいなきゃ生きていけないみたいに、依存しすぎてる。」
「いいよ。それで。」
「えっ?」
「俺がいなきゃダメで、いいんだ。」
好きな人との同棲も恋愛も始まったばかり。
ずっと一緒にいたいから。
離れたくないから。
アタシはもっと努力しなきゃいけないや。
☆END☆
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