放屁

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よくやった。と言いたかったが、さっきの攻撃をくらい、地面の中で休んでいた。 「うおぉぉぉぉりゃぁぁぁぁぁ‼‼‼‼」 切る。また切る。突き。切り上げ。そして、鬼神切り。また鬼神切り。そして、またも鬼神切り。しかし、3回連続で鬼神切りをやると最後に思いっきり叩きつける。 それを受けたババコンガは、それっきり動かなくなった。 「ふぅ~~~。」 大きく息を吐きながら、ヘルムを脱いだ。 少し、茶色い髪。はっきりとした目。今でいう、イケメン…と思う。 剥ぎ終えたハンターは、シラタキが復活するのを待った。 ―――1分後。――― シラタキが復活した。 「ニャニャニャ~‼」 「ナイスだシラタキ‼」 「ニャ~🎶」 褒められたから照れている。頭を撫でようとした瞬間。 「ケン‼臭いニャ‼‼」 「えっ?」 ケンという名のハンターは、そう言いながら、自分の体を嗅ぐ。 「くっさ‼‼」 どうやら、臭いことすら忘れていたらしい。 「ケン…消臭玉は?」 「ごめん、忘れた。」 「しばらく、近づかないでほしいニャ」 「…。」 そして、ネンチャク草と石ころを調合して素材玉を作り、その素材玉と落葉草で消臭玉を作った。 15分も掛かってしまった…。ケンは、苦笑するしかなかった。 ※クエストクリアしたら1分後に戻ります。だから、大丈夫ですよ。
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