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暑いなーとか考えていると
「不良さん!!不良さん!!」と神崎の高い声が俺の耳に入った。
てか俺は「不良」と言う名前ではないんだが・・・。
まあ、髪も金髪だしピアスもしているからそう見えるかもしれないが・・・。
一応否定はしておこう。
「俺は不良じゃねえ・・・結城藍だ。」
俺は答えるのが面倒になっていたが答えてやった。
「じゃあ、結城さん!」
神崎は俺が名前を言ったあとうれしそうにそう言った。
なんか・・・結城さんて・・・きもい・・・。限りなく・・・。
「おい・・・神崎・・・結城さんってやめろ・・・。せめて呼び捨てにしろ。」
俺はそういうと服の袖で額をぬぐった。なんだか神崎と話しているといらいらしてきた。
「はぁ~~い・・・」
と変な顔でしぶしぶと言う感じで神崎は返事をした。
・・・マヂでいらついてきた・・・。
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