keepers

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店に入るとあの老人が立っていた… 「来ると思っていたよ。 さぁ奥の部屋へ。」 「教えてくれ。 一体何がどうなったんだ。」 「正面に立つと相手の守護霊が消え去ると言ったが…それはお互いが正面に立つということになる。」 「ならばあの2人は消え去ったのか?」 「消え去った…。しかしワシらには見えない世界でまだ戦っている…。」 「見えない世界?そんなものがあるのか…。」 いまのオレは何を言われても信じていた 守護霊と生活をしてたから… 「世界は広い。 この世界にはワシらが知らないことが溢れている。」 「イオラニは戻ってくるのか?」 「戻ってくるかもしれない…。 そういう例は少なくない。 がしかしイオラニが戻ってくるとまた戦わなけばならないぞ。」 「イオラニとなら戦える」 そう言ってオレは店を出た トランプをしている5人の守護霊はもうオレには見えなくなっていた…
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