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怪しいな…
うさんくさい話だ
「で、オレはどうすればいいんだ?」
「守護霊に見合った生き方をしなければお前の右手は使い物にならなくなる」
「見合った生き方というのは?」
「ソランという守護霊を消し去るのだ」
「ソラン?」
「ソランというのはイオラニの右手を切断した張本人だ。
やつはまだ守護霊としてこの世で生きている。」
「で、どうやって消し去ることができるんだ?」
「ソランの前に立つ」
「それだけか?」
「それだけだ」
「で、どこにいる?」
「それは分からない。
ただ自分の守護霊を知ったものは他のものの守護霊も見れる。」
「じゃあオレは守護霊が見えるようになったということだな。」
「そうだ。
おそらくソランは自分の身を守れる人間についているはずだ。ソランはこれだ」
老人は1つの絵を指差した。
それは悪魔の羽をつけ、顔は仮面をかぶっており手にはランプを持っている…
「守護霊がつけるのは若い人間だけだ。
時間は有り余ってある
。お前は普通の生活をしていればいい。」
「わかった…」
そうしてオレは店を出た。
トランプをしていた5人の全員に守護霊がついていた…
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