第一章

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???「ごめんな、もっと早く来れたら皆を助けれたのに」          青年は涙ぐみながら少女に謝り続けた          少女「お兄さんが皆を埋めてくれたの?」          ???「あぁ、悪かったか?」 青年は少し不安そうに聞いた     少女「ううん、ありがとうね。それと刺したのに大丈夫なの?」         ???「ん?あぁ、これか。こんくらいじゃ俺は死なねぇよ」         少女「こんくらい!?心臓刺したのにこんくらい!?」         少女は有り得ないと言いたげな表情で驚いていた         ???「あぁー、その理由はな、俺は不死だからだ」         少女「へぇー、お兄さん死なないんだぁー。凄いね!!」         少女は他人の事なのにまるで自分の事のようにはしゃいでいた         ???「まぁあまり良いもんじゃないけどな ボソッ」         少女「ん?何か言った?」 少女は何故かくるくる踊りながら聞いてきた             ???「いいや、何も言ってないよ。それより君の名前は?」 青年は華麗にスルーして疑問をぶつけ、少女は不思議そうに青年を見つめている         少女「あれ?名前まだ言ってないっけ?ゴメンね?えーっと私の名前は楓、黒城楓。お兄さんは?真名は舞だよ」        ???「俺か?俺は瘟鬼(オンキ)だ」        楓「な、何かスゴい名前だね(苦笑)」        瘟鬼「そうか?まぁ良いじゃないか」
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