1.特別に

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「んじゃ、屋上行くか。」 「う…うん。」 手を繋がれていく。 長い廊下を歩いているとき。 「なー美鈴。」 「ん?」 「一生お前を幸せにしてー。」 つぶやくようにそう言われ。 また鼓動が速くなる。 でも前を歩く恭ちゃんの耳も 赤かったから。 くすり、と笑って。 「よろしくお願いします。」 笑顔でそう言えば。 恭ちゃんも私に最上級の 微笑みをくれるのだ。 そんな日常が。 あなたとなら。 とてもとても。 幸せなんです。 END 余談。 勉強をやり始めた恭ちゃんは すごくて。 ほぼ満点で学年一位で。 恭ちゃんと釣り合うようにと 私も勉強を頑張ろうと思うの でした。 .
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