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「んじゃ、屋上行くか。」
「う…うん。」
手を繋がれていく。
長い廊下を歩いているとき。
「なー美鈴。」
「ん?」
「一生お前を幸せにしてー。」
つぶやくようにそう言われ。
また鼓動が速くなる。
でも前を歩く恭ちゃんの耳も
赤かったから。
くすり、と笑って。
「よろしくお願いします。」
笑顔でそう言えば。
恭ちゃんも私に最上級の
微笑みをくれるのだ。
そんな日常が。
あなたとなら。
とてもとても。
幸せなんです。
END
余談。
勉強をやり始めた恭ちゃんは
すごくて。
ほぼ満点で学年一位で。
恭ちゃんと釣り合うようにと
私も勉強を頑張ろうと思うの
でした。
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