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「と、いうわけで」
「マネージャー!?」
「ありがとうございます!」
「あの……よろしくお願いします」
(でかいな……花音さんを越えている可能性が。
マネージャーにも是非着替えが必要だな。
よし、提案しよう)
それぞれ琴美を歓迎した。
「これで弓道部は存続できます。
必要な手続きは放課後私が」
「私も行きます」
「じゃあわた……」
(来ぅるなよ~ッ!?)
「きゃうん……」
菓苗に視線だけで黙らされた菓織。二人きりになりたいのだろう。
「じゃあ私達は先に行ってるね」
「はい、そうして下さい。
では放課後」
一時不安と思われた部員集め。しかしそれは美咲によって簡単に成し遂げられてしまった。
人を引き付ける力が、美咲にはあるのかもしれない。
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