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「今その人達は何してるんですか?」
「それは遥も気になる気になる」
部員達はゲーム制作会社やライターをしているらしい。生徒会役員も警察や教師をやっているという。
(すごい、趣味や経験を見事現実化してる……)
「ねぇ校長さん、遥達がその風俗会建て直そうか?
っていうかしたい!」
「なんですかその怪しい名前!?
弓道部はどうす……ぷーーっ!」
復活した花音は瞬く間に撃沈した。風俗研究会部室恐るべし。
「でも麗華が許可するかな?」
「構わん」
校長は懐に手を入れた。
「まっ、まさか総隊長様!?」
総隊長……不思議な呼び名である。
「何が始まるの……?」
「ドキドキ……ワクワク……」
校長は部活申請用紙を取出して弓道補助部と書き込む。活動内容は……
「ひ・み・つ……って」
お茶目な校長だった。
そして「カーッ!!」と叫んで大きな判をたたき付けるように押した。
「校長許可証……生徒会許可の印が無くても特例として認められ、他の干渉を受け付けない最高最強にして絶対的な証。
滅多に見ることができない伝説の……噂なのだと思っていたが実在したのか」
林檎が面食らっている。
「申請許可ぁ!」
「やったね!」
「私が会長やる!!」
美咲会長の下新たな部活が発足した。
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