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食事を進める中で信彦はあることに気付いた…
味噌汁を飲もうとしたら、味噌汁の色がなにかおかしいのだ。永琳に聞いてみようかと思い、永琳を見てみると、ちょうど味噌汁を飲んでいたので、この色が普通なのだと思い、飲んでみることにした。
味噌汁からは若干怪しいにおいがしたが気にせずに口に含んだ。瞬間、口の中に異様な味が広がった。
「どぅっ!あっ!うえぇぇぇぇ!!」
甘いのだ。味噌汁が…
しかも、少しどころではなく、コテコテのラヴコメの3乗くらい甘い。
よくこんなもの飲んでられるなと思い、顔を見渡していると、てゐがいきなり笑い出した。
「ちょwwwおまwww」
「だ、だめ…もう耐えられない!」
てゐだけではなく鈴仙まで笑い出した。
よく見ると、信彦以外は全員笑っていた。
状況がつかみきれていない信彦が唖然としていると、鈴仙が少し真面目な顔になり、
「昨日のことは気にしないでください。相手の能力が分からないのに油断していた私が悪いんですよ。信彦さんは意識が飛びながらも、相手のことを考えていた。」
「そ、そんなことは…」
「その証拠に、私は生きています。」
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