歓迎!

11/11
前へ
/32ページ
次へ
信彦は少し考えた後、ホッとした表情になり少し顔が緩んだ。すると、てゐが話にはいってきた。 「だからあの味噌汁でチャラにしよう!ってことにしたんだよ。まぁ、色とかにおいで気付くと思ってたんだけどね。」 「あんなリアクション始めてみたわ。」 輝夜も笑いを抑えながら、いや、まだ笑っていた。っていうかこいつらか、味噌汁をこんなにしたのは。 悔しさと安心感に挟まれ、微妙な心境のなか、 「ぷっ…」 自然と笑った。そのことを見ていた永琳が何か締めくくるように言った。 「あなたがここで過ごす間は、あなたは私たちの家族なのよ。もっと私たちを信頼しなさい。」 その言葉には不思議と安心することができ、信彦の心に染みた。そして、その言葉は信彦に居場所と新たなスタートラインを与えてくれた。そして、 「あらためて、よろしく!」 信彦の幻想郷での生活が本当の始まりをむかえた。 ちなみに、ナレーさんの能力は「ナレーションする程度の能力」らしい…
/32ページ

最初のコメントを投稿しよう!

8人が本棚に入れています
本棚に追加