第二章

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昂は青木の電話番号を登録した。そして青木にかけてみた。するといきなり、 『アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!』 人間じゃない… 化け物の叫び声が 昂の耳をつんざいた。 「…っ…うるせぇな…」 すぐに切った。 切ったら、待ち受け画面が変わっていた。 「?」 無数の目がこっちを見ている。 データフォルダの中のデータはすべて消えていたが、動画が一つ残っていた。 再生してみると、何やら、ワケのわからない動画だった。 中心に青い光があって、 それを血で濡れた無数の 手が囲んでいた。 青い光が突然血で濡れた手に掴まれた。 (……それを…?どうするんだ?) 握り潰した。 そこから青い液体が飛び散った。 そこで動画が終わった。 「なんだこれ……?」 auショップに持って行って、見せた。 店員に聞いたらわからないと言われた。 仕方ないので新しい携帯を買う事にした。 茶色のやつを買った。 そして早速モバゲータウンに入った。
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