心の声。

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あたしは強くならなきゃって 思った でも 『強くならなくてもいいよ』 そう言ってくれたね 無理してでも 強がってなきゃいけない そう呟いた小さな小さな声を あなたは聞き逃さなかった だから 異変に気付いたの? いつあなたは この小説を読むんだろう 気付いてほしくないけど 気付いてほしい あたしが気持ちを伝えたら 困るでしょ? そんな想い させたくないよ あたしは今日も 伝えられない あなたへの気持ちを この小説にぶつけます
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