160人が本棚に入れています
本棚に追加
あたしは強くならなきゃって
思った
でも
『強くならなくてもいいよ』
そう言ってくれたね
無理してでも
強がってなきゃいけない
そう呟いた小さな小さな声を
あなたは聞き逃さなかった
だから
異変に気付いたの?
いつあなたは
この小説を読むんだろう
気付いてほしくないけど
気付いてほしい
あたしが気持ちを伝えたら
困るでしょ?
そんな想い
させたくないよ
あたしは今日も
伝えられない
あなたへの気持ちを
この小説にぶつけます
最初のコメントを投稿しよう!