【芹沢の場合】

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--芹沢先生-- 芹沢は名を呼ばれ振り返った…そこには美しくも可憐にしなやかな葎之介の姿があり目を潤ませて芹沢を見つめていた… 「り、葎之介っなんだねっ?//」 芹沢の心はバッキュンバッキュン… 『芹沢先生…私、実は…芹沢先生の事が好きなの!』 と色っぽく流し目で見つめる葎之介に芹沢は有頂天になって相手を見つめた 「えっいや!なんと…じ、実は…わしも…お前をにくからず思っとったのじゃ!」 「芹沢先生…」 「りっ葎之介っ!!」 芹沢の言葉に嬉しそうに微笑む葎之介に芹沢は理性はキレたように葎之介を覆い被さろうとしたのだ… 「芹沢先生っ」 すると、後ろから声が聞こえた…振り返るとそこには可愛いらしく唇を尖らせた沖田の姿が… 「僕もこんなに芹沢先生の事が好きなのに…僕じゃ嫌何ですか?」 と言われ芹沢の心は揺らぐ… --僕?私?どっちなんですか?-- と色っぽく甘えるように問い掛ける美しい二人に芹沢は息を荒げて二人に抱き着いた…
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