学校へ行こう

2/7
前へ
/243ページ
次へ
あの後遥は帰ったが描いた絵を置いていきやがった。 次の日… 諒「今日からまた学校か…」 と文句を言いつつ登校している。 すると後ろから短い歩幅で走って来る音がする。まあだいたい予想できるが… 遥「はぁ、はぁ、諒、待って下さい。」 やっぱり遥だ。なぜか毎日俺と一緒に登校しようとしてくる。まあ迷惑じゃないけどな… 諒「おぅ、遥おはよう!」 遥「おはようございます、諒。」 ほんの数秒で元の口調に戻っている。コイツ体力あるんだか無いんだか… 諒「お前ってホント背低いよな~」 あっ、つい本音が…。 ゲシッ 遥の短い足が俺の足を思いっきり蹴る。 遥「…バカ。」 遥は機嫌を損ねてしまった。 仕方ない、ここは謝っておくか… 諒「悪かった、すまん」 すると、遥は 遥「今度私を諒の家に泊めてくれるなら許してあげてもよいです。」 なんでそうなるの…
/243ページ

最初のコメントを投稿しよう!

9985人が本棚に入れています
本棚に追加