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あの後遥は帰ったが描いた絵を置いていきやがった。
次の日…
諒「今日からまた学校か…」
と文句を言いつつ登校している。
すると後ろから短い歩幅で走って来る音がする。まあだいたい予想できるが…
遥「はぁ、はぁ、諒、待って下さい。」
やっぱり遥だ。なぜか毎日俺と一緒に登校しようとしてくる。まあ迷惑じゃないけどな…
諒「おぅ、遥おはよう!」
遥「おはようございます、諒。」
ほんの数秒で元の口調に戻っている。コイツ体力あるんだか無いんだか…
諒「お前ってホント背低いよな~」
あっ、つい本音が…。
ゲシッ 遥の短い足が俺の足を思いっきり蹴る。
遥「…バカ。」
遥は機嫌を損ねてしまった。
仕方ない、ここは謝っておくか…
諒「悪かった、すまん」
すると、遥は
遥「今度私を諒の家に泊めてくれるなら許してあげてもよいです。」
なんでそうなるの…
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