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まあそんなこんなで学校に着いたわけだが、急に遥があんなこと言うなんて…
???「よお、諒、遥今日も元気にいこうぜ~!」
教室の扉を開けた途端、異常なハイテンションで話しかけてくるのは同じクラスの田所 浩介(タドコロ コウスケ)だ。
浩介は中学からの友達で仲がよい。ちなみにかなりのイケメンだ。
諒「朝っぱらから元気だなぁ浩介。」
遥「おはようございます。浩介。」
遥ってなんでか知らんが小さい頃から礼儀正しい。
あ、チャイムだ。
登校するの遅すぎたか…
1時間目は数学だ。あぁぁぁ-だりぃ~。
チョークの音がうるさい…
隣の席は遥なのだがいたって真面目に勉強している。
諒「なあ遥、後でノート見せてくんねぇか?」
遥「では今度諒の家に泊まりに行くときに見せます。」
なんだか遥が少しニヤニヤしている。
コイツ俺の家に来て何するつもりだ!?
でもまあ仕方がないので
諒「頼むよ…わりぃな」
こう言うしかない。何か俺ってみじめ?
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