幸せの果て

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薄暗い部屋の隅に俺は座っていた。 ぼんやりと照らす光りをうつろげに眺めながら、紗雪との日々を思い返していた。 俺が早川紗雪だと思って付き合っていたのは、安田久美という女だった。 俺が初めて裸の女を見た相手は安田久美、源氏名は御影ルナ。 不幸中の幸いと言えば良いのだろうか?彼女は下半身から大量に出血し、俺からの過剰な暴力にも堪えた様だ。 意識は、まだ戻っていない。 あとは…俺、おかしいらしい。狂ってるって事か? 精神鑑定というものも受ける事になった。たまに、発狂している為と言われた。 俺にしてみれば今の状態に狂ってしまいそうだ。
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