250人が本棚に入れています
本棚に追加
…本当に?
なんか、信じたいのに、信じられない。
彼は私の右肩に顎を、重さはかからないように乗せてずーっと私の体を撫でてくれた。
時間を忘れるくらいすごく長い時間、そのまま眠ってしまいそうなくらい心地よくて幸せだった。
「大切に、してください。」
どのくらい時間がたったかな…
彼への気持ちばかり大きくなって耐えきれなくなった私は、
直人さんの方に振り返って、少し泣きそうになりながら言った。
最初のコメントを投稿しよう!