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今まで感じたことがない快感と悦びと幸せの渦に、私は溺れていた。
触れられた所が全て熱くなり、
幸せが溢れて止まらない。
優しく優しく、
時折激しく、
それが「愛」と勘違いしてしまうくらいに
彼の指に、息に、髪に私は溺れて声を上げていた
―痛くない?
―つらくない?
時々確認してくれるその声にも感じてしまう。
狂おしいほど
愛しくて切なくて幸せだった。
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