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「どうしたんだ?」
「いや、なんでもない。気にしないでくれ」
俺は淳からのメールですっかり気分が萎えたので、朝比奈に言おうとしてた事を言うのを止めた。
「な、なんだよ!真剣な顔してたくせに!!」
そんな俺のせいで朝比奈は不機嫌になってしまっている。
しかし俺は考えた。
今日の夜のキャンプファイヤーの時に告ればいいんじゃないかと。
そうと決まったら早速行動に移るだけだ。
「なぁ朝比奈? キャンプファイヤーの前に少し話しないか?」
「・・・・うん」
こうして俺の一世一代の勝負が始まる。
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