*腕の中

2/2
前へ
/26ページ
次へ
「‥のっく?」 「あ、ゆーちゃん‥どうしたんですか??」 (泣いてたでしょ?) 「のっくどこ行ったかなーって思って」 「あ、ごめんね?もう少ししたら行くよ」 (隠さなくて良いんだよ?) 「じゃ、一緒にいこー!」 「気持ちは嬉しいんですけど、もう少しかかっちゃうんで、先に言っててください」 (いつもそうだよ、) 「えーっ!オイラのっくと行きたい!」 「でも本当時間かかるんで‥ね、ゆーちゃん??」 (気を遣ってばっかり) 「なんで?」 「えっ?」 「なんでのっくは、いつもそう自分の弱味を見せないように隠れるの?」 「ゆーちゃん‥」 「あ、」 (やべ、口が滑った) 「や、あ、あの、のっ「ごめんね」 「へ?」 (謝られた??) 「ごめんね、ゆーちゃん‥僕、」 「オイラこそ、キツく言ってごめんな?」 「ううん、ありがとっ、」 そう言いながら泣き出すのっく (もう、可愛いなあのっくは←) 「のっく、おいで」 オイラの胸にのっくが顔を埋める 「のっくは一人じゃない。オイラは一生のっくの味方だから、な?」 「うん‥ゆー、ちゃんッ、大好き!」 「オイラものっくのこと大好きっ!!」 「これからもついて行きますから、幸せにしてくださいね?」「もちろんだべ^^」 アハハハと言う笑い声が響いた、ある日の楽屋でした キミの腕の中 (それは僕だけの特等席)
/26ページ

最初のコメントを投稿しよう!

32人が本棚に入れています
本棚に追加