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ある夜のこと―‥
｢マダラ、今晩一杯しないか？｣
｢嗚呼…偶には良いな…｣
―――…
――
｢うぉい！マダラ！俺は暁のリーダーだそ！？何であんなに虐められなきゃいけないんだ…！｣
｢はぁ…コイツが酒に弱いことを忘れてた…にしても、凄い酒癖だな…ベロンベロンだぞコイツ…｣
｢おい！聞いてるのか！？｣
｢あ、嗚呼…聞いてる聞いてる(絡み酒か…また面倒だな…)｣
｢俺さー…ぶっちゃけ世界征服とか出来んのか不安なんだよなー…｣
｢おい、今までの勢いはどうしたんだ？俺と一緒に世界征服するって言ったじゃないか｣
｢グスンッ…だってさぁー…お前とも何か相性悪いし…俺だけやる気満々なのに皆は自分のことばっかりじゃん？小南たんとも上手くいってないし｣
｢確かにお前と俺とは相性悪いかもな…自分勝手だと言いたいのかもしれないが…現に皆尾獣を集めてるじゃないか。小南との事は何とも言えないが…｣
｢……そうだよな…！
うん、マダラ有難う！何か元気出てきた！小南たんとも上手くいける気がするぞ！！｣
｢俺の何のセリフで元気付いたのかは知らんが…精々頑張れ。俺も協力出来ることがあるなら協力してやる。」
「いやぁー…マダラに相談して良かった、本当に有難ｕ…グー……｣
｢やれやれ…コイツとはもう飲みたくないな……｣
翌日―‥
｢小南たぁあああん！！｣
グサッ
｢ウザイ、消えろ。そして塵になれ。｣
｢ノォォォオン！！！｣
｢(ドンマイ、ペイン…)｣
小南との関係は全然上手くいかなかったペインだった…―――
END.
101023:修正完了
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