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ガシャーン!!!………
部屋の下で大きな音がした。
俺のいる二階まで聞こえるくらいに、大きかった。
セイジ「…何だ?」
音がした後にどたどたと大きな足音が聞こえて来た。
俺は急いで様子を見に行く為に着替え、外の様子を伺う。
外は恐ろしい程の静寂に包まれていて、微かに何か、とても俺には身近な臭いを感じ取れた…
セイジ「この臭い…血か!?」
と、気付いた瞬間だった。
耳に残る悲痛なる叫び声…間違いなく彼女の声だった。
セイジ「くそっ!」
俺は急いで下に向かって行った。
事態は深刻化している…そんな予感がしたから
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