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「若林~」
「はーい…」
「寝るなら布団にしなさい」
ネタノートに突っ伏して言葉にならない何かを呟いている若林の肩を揺らして煎餅布団に促してみたけれど
若林は眼鏡の跡の残る顔を擦りながら首を横に振った
「ん……あー……」
「若さん」
「こたつ……で、…寝る」
抱えてこうかねぇ
と考えていたらいきなり若林の目がシャキっとカッ開いた
「あ」
「ん?」
「腹減った」
言ったが早いかこたつの横に放ってあったポテトチップスをひっ掴み、開け、春日の目の前で春日のポテトチップスを食べ始めた
「いやいや、なにしてんのよ」
「お腹空いたんだってばー…いーじゃん今度返すしさぁ…おぉ、やっぱ眠い。布団借りるぞ」
いや、いやいやいや!
暴君にも程があるでしょう貴方!
「こらこら、お前油だらけの指でちょっと!」
「うっさい。もう寝る…」
そのまま若林はごろっと転がって動かなくなった
よし、これ今度のライブでいじってやろ
怒るだろなー
掛けっぱなしの眼鏡を外してやりながら
ワガママで可愛らしい相方に
「いつもありがとな」
従順で高圧的な春日からの感謝の言葉は届いてないんだろう
「どーいたしまして」
「!?」
終
いやいや、スランプです
無形さん動画見ながら打ってからかな←
一応実話から引っ張ってみました…はい、すいません
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