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どーでもいい結末
なんだかんだで、ついに黒幕まで辿り着いた主人公は、最後の決戦に挑む
「というか、前のページから描写の中に¨どーでもいい¨が少なくなったな、描写もシリアスボケか?」
「お、お前が黒幕だったのか!!」
「つーか何で最後の最後の戦いの場面に俺がいんだよ、あれか?なんだかんだの件の中にツッコミ覚醒とか起こったのか?ツッコミの特性か?ツッコミ無きゃ無理か?おいっ!」
「ふっふっふっ、その通りだ」
「答えた!?」
「俺こそが黒幕だったのだ」
「何だ、そっちか」
「どっちもだ」
「どっちもかよ!!」
「何でだよ・・何でお前なんかが・・友達じゃなかったのかよ!僕の旅立ちに涙したのは嘘だったの!?」
「ああ・・新キャラじゃなくてお前か、黒幕って・・だから最後あんなキャラになったのか・・ある意味覚醒したのはお前だな」
「そうだ・・俺だ・・俺こそがお前の友であり世界の敵だ」
「どれだけキャラ変したら気が済むんだよ」
「くっ!しかし、世界のためだ、お前を倒す!!」
「思い切るのはえーな、もう少し悩めよ」
「そ、それで、れでこそお前だぬ」
「ほら、簡単にされて動揺してるじゃん?泣きそうじゃん」
「いくぞ」
主人公は虚空から剣を出した
「さ、さいこ・・最後のしゅ・・勝負だッス!!」
「こりゃあ、黒幕負けだな」
黒幕も立てかけてあった大剣を引き抜いた
緊迫した空気が流れ
そして
最後の一撃を交えた
「つーか、いつからファンタジーになったんだよ」
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