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どーでもいい明日
こうして世界の危機は回避して、世界の明日は守られたのだった
「なんか、いろいろあったが昨日の明日がこうして迎えられて良かったな」
「そうだね、なんかよくわかんないけど」
「何がだ?あんなノリノリかましてたじゃねーか、意味不なのは俺だよ」
「途中から記憶無いんだよね、なんか気づいたら主人公が黒幕secondと戦ってて、じゃあ協力技だ!!みたいになって」
「記憶無い状態でいきなり協力技言われてやるお前のノリがすげーよ」
「最後に覚えてんのギリマジカルハンドの件で」
「前回から!?あそこから操られてたのか・・」
「まぁ、よくわからないけど世界救われたし、良かったかなって」
「黒幕扱いだけどな」
「ああ、それもよくわからないけど、近所の子供にはダッシュで逃げられるようになったね」
「黒幕ってその程度なのか」
「僕の熱弁がきいたからね」
「だからお前はナチュラルに会話に入るな、¨どーでもいい¨のキャラはどうした?世界の危機終わったし、キャラ戻さないのか?」
「なんかこっちが定着しちゃったからこっちでいいかなって」
「いいのかよ」
「無口キャラを卒業すの?」
「脱・どーでもいい☆みたいな」
「おお!」
「脱サラみたいに言うな」
「ということでね、新しく生まれ変わった僕もよろしく」
「分岐点作ったよコイツ」
「おめでとー」
「これ祝福するべきことか?」
「ありがとー」
「何このやりとり?」
「これこそがこの小説のクオリティ」
「ちげーよ」
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