11人が本棚に入れています
本棚に追加
「美姫兎、今日の予定はどうなんだ?」
鞄を持ち弁当を入れながら言った。
美姫兎は少し上をむいた。
「今日は春喜ちゃんと買い物。ご飯はいらないかな」
「わかった、じゃお先…」
「いってらっしゃい~」
玄関で美姫兎が元気に手を振っていた。
今日の空は雲が多いが青空は見えた。
「青いな…」
なんでこんなことを思ったのだろう?
まぁいいや。
道路にでようとした瞬間。
どすっっ!!
すごい勢いで僕の胸元に衝突した。
思わずぶつかってきたのを受け止める。
僕より背が小さい。
ふわりとリンスの匂いがした。
ぶつかってきたのは
女の子だった。
最初のコメントを投稿しよう!