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「よっ優等生!そんなこと聞いてくんなんて響らしくあ~りませんね」
肩を突かれた。
「ちゃかすのはやめろ焚巳(タクミ)」
突いた指を曲げる。
「あだだだっ!!ひぃ君痛い!!」
「まずその口閉じたら放してやるよ」
すかさず黙った。
ふーふーと焚巳は指に息をかけた。
「でもなんでまたぁ?」
「東…」
「俺もその子ならみたことありますよ」
「人の話しを聞くな」
「人聞き悪いなぁ~」
ひょっこりと人の話題にはいりこんできたのは東 紀芳(アキヨシ)。
僕をちゃかすのは天野 焚巳。
親友ではなかったが二人とも仲がいい友達だった。
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