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「長い黒髪、茶色い目と言ったら朱音ちゃんでは!!」
目を輝かせている焚巳を見て二人してため息をついた。
「ほんとお前女好きだよな」
「なっ!成績優秀、スポーツ万能、顔よし性格よし(女子からみて)のお前にはわからん!!彼女いない歴=年齢の俺からしたら羨ましい限りだぜ」
「好きでなったんじゃねぇ」
「またまたぁ」
ポンポンと焚巳が肩を叩く。
「で、そのアカネって子どこにいんの?」
焚巳の手を払う。
「まったく!5組の紫季 朱音ちゃん、陸上部のエースだよ文化部君」
「ふーん、わかった。さんきゅ焚巳、紀芳」
「かりはつけといてやるよ」
「はいはい」
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