プロローグ

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長門は繰り返してる夏休みを全て記憶しているという。 情報統合思念体の機関から情報が送られてるらしいが 俺は、よくわからない キョン「んで、今は何回目なんだ?」 長門「今回ので15123回目。」 まじかよ。俺らは15123回も繰り返し夏休みを経験しているのか… その15000回以上の夏休みを長門はどんな気持ちで過ごしてきたのだろうか… そんな事情がありながらも 夏休みの残り日数は確実に減っていった。 そして、 そうこう迎えた8月30日…… ハルヒ「うん。これで課題は一通り終わったわね。んん、こんなんでよかったのかしら?…でも、こんなもんよね。ほかに何かしたいことある?」 全員「……………」 ハルヒ「まあいいわ。この夏はいっぱいいろんな事ができたから、もう十分よね。」 いやよくない、お前はまだ満足してないはずだ… ハルヒ「今日はこれで終了。明日は予備日に空けておいたけどそのまま休みにしてていいわ。明後日部室であいましょ」 キョン「おい、まて」 だめだ、このままハルヒを返してしまっては一万何千回繰り返した2週間をまた繰り返すことになる。でもどうすればいい… 俺は何もする事が出来ず ハルヒは姿を消してしまった…
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