2時間目 遅刻とパンの方程式

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「助かりました;」 ふぅっと息を吐き、額から流れる汗を拭き取る。 全速力で走ればギリギリで着ける自信はあったが、やはり自転車にはかなわない。 「先公に見つかるとまずいから飛ばすさ!」 しっかり掴まってるさ!と一言付け加えると、ラビはペダルを思い切り漕ぎだす。 「朝からご苦労なこったな」 Next→
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